デジタルサイネージ
2022.10.31
デジタルサイネージの仕組みを徹底解説|知っておきたい種類や特徴も
目次
近年、電子機器を使って情報を発信するデジタルサイネージの活用が急速に進んでいます。
導入を検討する方の中には、「デジタルサイネージはどんな仕組みになってるんだろう」と疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、デジタルサイネージの仕組みから4つの種類、それぞれの特徴までを解説していきます。
デジタルサイネージの仕組みをかんたんに解説
まず最初に、デジタルサイネージの仕組みをかんたんに説明していきます。デジタルサイネージは通常、以下の4つの部分から構成されています。
- 表示装置
- コントロール部
- デジタル通信部
- ストレージ部
表示装置
表示装置とは、静止画コンテンツや動画コンテンツといったコンテンツを表示する、ディスプレイ部分のことを指します。
ディスプレイの大きさは自動販売機の小窓程度のものから、ビルの壁面等に設置される大型のものまで様々。デジタルサイネージを設置する場所や目的に合わせて、大きさを検討してみてください。
デジタル通信部
デジタル通信部とは、広告や映像の配信元からコンテンツを受信する部分のことです。サイネージ側の操作内容を広告配信元へ送信することもできます。
コントロール部
コントロール部とは、受信した広告・映像コンテンツを制御する部分のことで、静止画や動画を保持する記憶装置も備えています。
ストレージ部
ストレージ部は映像情報を保存する部分のことです。メモリーカードを後付けすることで容量の拡張をすることができます。
デジタルサイネージの種類と特徴
デジタルサイネージには「スタンドアロン型」、「ネットワーク型」、「インタラクティブ型」の3つの種類があります。それぞれの特徴や、メリット・デメリットについて詳しく説明します。
スタンドアロン型 | ネットワーク型 | インタラクティブ型 | |
メリット | ・即日運用が開始できる ・工事不要で、リーズナブルに始められる | ・遠隔操作できる ・多様な種類のコンテンツを放映できる | ・ユーザー自らが知りたい情報を素早く得ることができる ・訪日外国人の対応にも使用可能 |
デメリット | ・放映できるコンテンツに制限がある ・コンテンツの更新にはUSBの差し替えが必要 | ・ランニングコストが別途必要 ・情報漏洩のリスクがある | ・ハードウェアの費用がかかる ・コンテンツ制作にかかる専門知識が必要 |
導入コスト | 10万〜150万円 | 20万〜250万円 | 45万〜150万円 |
おすすめの設置場所 | 自営業の個人店、比較的小規模の施設 | チェーン店、大学・研究施設、比較的中・大規模の施設 | 観光地、販売店、公共施設 |
スタンドアロン型
スタンドアロン型とは、ネットワークに接続せず、USBやSDカードでコンテンツを再生させるタイプのデジタルサイネージのことを指します。
STB(インターネットなどの放送信号を受信して変換する機械のこと)を使用するSTB型と、STBレス型に分けられます。
スタンドアロン型は、デジタルサイネージ本体があれば、ネットワークから切り離された状態で即日運用が開始できます。専用のスタンドを使用することで、大がかりな工事の必要もなく比較的リーズナブルに導入できるのが特徴です。一方で、放映できるコンテンツには制限があり、コンテンツを更新する度にUSBなどのデータを差し替える必要があります。
スタンドアロン型のデジタルサイネージは、広告の予算が少なくコンテンツの更新頻度が少ない、自営業の個人店や比較的小規模の施設が選ぶと良いでしょう。
ネットワーク型
ネットワーク型とは、インターネットなどのネットワークに接続し、通信機能を持ったデジタルサイネージのことを指します。ネットワーク型もSTB型とSTBレス型に分けられますが、一般的にSTB型の方が操作や管理の自由度が高い傾向にあります。
ネットワーク型は、遠隔からでも気軽にコンテンツを更新でき、一元管理で同時に複数拠点でコンテンツを放映することも可能です。ただしネットワーク型の場合、ランニングコストが別途必要で、情報漏洩のリスクもあるので注意が必要です。
チェーン店や大学・研究施設、比較的中・大規模の施設の場合は、コンテンツを一元管理できるネットワーク型のデジタルサイネージを選ぶのがおすすめです。
インタラクティブ型
インタラクティブ型とは、タッチパネル機能やモーションセンサーなどを搭載していて、ユーザーとの双方向コミュニケーションが可能なデジタルサイネージのことです。
インタラクティブ型は、ユーザーが画面をタッチすることで操作が可能。自分の知りたい情報を素早く得ることができます。また、多言語表示に切り替えることができるため、外国の方の対応にも使用可能です。一方、タッチパネルに対応したハードウェアの費用がかかったり、ネットワークを構築・維持するためのコストやコンテンツ制作にかかる専門知識が必要だったりといったデメリットもあります。
インタラクティブ型のデジタルサイネージは、ユーザーが画面を操作する必要のあるコンテンツを表示する場合に選ぶと良いでしょう。また提供したい情報が多く、訪日外国人向けに日本語以外でも表示する必要のある観光地、販売店、公共施設などに設置するのがおすすめです。
デジタルサイネージの種類にまつわるQ&A
小売店におすすめのデジタルサイネージの種類は?
小売店におすすめのデジタルサイネージは「スタンドアロン型」と「ネットワーク型」です。
スタンドアロン型のデジタルサイネージは、室内用であれば10万円前後でリーズナブルに導入可能で、導入後も操作が簡単で初心者でも管理しやすいのでおすすめです。
またネットワーク型は、PCやスマートフォンで遠隔からでも気軽にコンテンツを更新でき、複数のディスプレイを一元管理することで、効率よく運用することができます。
パッチサインは、ディスプレイの事前準備は必要なし!手軽に導入が可能です。また、月額プランの場合、サービス利用料はもっとお得に導入いただけます。
ディスプレイは解説動画を見ながらかんたんに設置できるので、初めてデジタルサイネージを導入される方でも安心です。
デジタルサイネージの種類別運用のポイントは?
【スタンドアロン型】
スタンドアロン型は、放映できるコンテンツに制限がありコンテンツのレイアウト構成にも限りがあります。そのため、一つひとつのコンテンツのクオリティを上げ、目に入りやすいデザインにすることをおすすめします。
【ネットワーク型】
ネットワーク型は、リアルタイムの情報を手軽に放映できるというメリットを最大限生かし、事前に放映スケジュールを決めて更新頻度を上げたり、時間帯別で効果的なコンテンツを表示させるのがおすすめです。
【インタラクティブ型】
インタラクティブ型は、ユーザーが自由に操作できる反面、欲しい情報にたどり着くまでの時間が長いとユーザーのストレスになってしまいます。ユーザーが操作しやすい画面設計にするとともに、より詳細な情報はQRコードなどを利用しスマートフォンに誘導したりすることがポイントです。
デジタルサイネージを導入するならパッチサイン!
デジタルサイネージ初心者の方には、お店と地域と人を繋ぐ新しいサイネージシステム「パッチサイン」がおすすめです。
パッチサインのサイネージは運用の幅が広い、ネットワーク型。使いやすさと高機能が備わった、オリジナルモデルのディスプレイを無料でお届け。ここでは、パッチサインの3つの魅力をご紹介します。
導入費用が安く手軽に使い始められる
パッチサインは、オリジナルモデルのディスプレイは無料で、かんたんに設置できるので、初めてデジタルサイネージを導入される方でも安心です。
さらにパッチサインなら、簡単3ステップでサイネージを導入可能。Wi-fiがあれば事前準備は十分なので、お手軽に始められるのも魅力のひとつです。
簡単にコンテンツを制作できる
パッチサインでは、スマートフォンひとつで簡単にコンテンツを作成・配信できます。
フォントの種類やカラー、アニメーションの設定など、誰でも手軽に操作できるので、管理者さまご自身でもお手軽にコンテンツの制作ができます。
コンテンツのアップロードから配信スケジュールの設定までスマートフォンで操作できるのに加え、ほかの媒体で発信したコンテンツも活用できるため、効率的な運用が可能です。
コンテンツ作成もお任せ
「コンテンツ制作を自社で行う時間がない......」
「よりクオリティの高いコンテンツを表示させたい」
プランは「画像プラン」と「動画プラン」で計3種類をご用意。コンテンツアイデアなどにまつわるご相談も承っていますので、まずはお気軽にご相談ください。
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まとめ
デジタルサイネージは「表示装置」、「コントロール部」、「デジタル通信部」、「ストレージ部」の4つから構成されています。
またデジタルサイネージの種類は、初心者でも手間なく簡単に導入できるスタンドアロン型、遠隔でもコンテンツを更新できるネットワーク型、双方向のコミュニケーションを実現するインタラクティブ型の3種類があり、設置場所や運用スタイルに合わせて種類を選ぶことが大切です。
デジタルサイネージの導入を検討されている方には、手軽にはじめられる「パッチサイン」がおすすめです。無料デモも体験できるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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