店舗の「集客」
2022.12.09
集客とマーケティングの違いとは?効果的に集客するために意味を知ろう
目次
集客とマーケティングは、どちらも店舗の売上を左右する重要な要素です。しかしマーケティング担当者の中には「集客とマーケティングの違いが分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、集客とマーケティングの言葉の違いや関係性について解説していきます。
集客とマーケティングの違いとは?
まずはじめに「集客」と「マーケティング」、それぞれの言葉の定義についてご紹介します。
「集客」とは
集客とは、商品やサービスの購入者を増やすために、情報発信を中心に顧客を集めるための活動を行うことを指します。具体的な集客方法としては、チラシやDM、デジタルサイネージ、検索エンジン、SNSなどが挙げられます。
店舗の集客方法については以下の記事を参考にしてみてください。
「マーケティング」とは
マーケティングとは、商品・サービスが売れる仕組みを作ることを指します。ターゲット選定から商品開発、販売場所の選定、宣伝活動まで、お客様の手元に商品・サービスが届くまでの一連の活動はすべてマーケティングに含まれます。
そのため、集客はマーケティングの一部であると言えます。マーケティングの多様な活動の中で「顧客を集めるための活動」のことを集客というのが一般的です。
集客にマーケティングが必要になった理由
戦後の高度経済成長期の日本では、所得が向上したことで消費が拡大し、テレビ、洗濯機、冷蔵庫の「三種の神器」をはじめとする電化製品や自動車が次々に売れていました。しかし、モノが溢れる現代においては、商品やサービスに魅力がなければ売れません。
今後企業が成長していくためには、顧客視点やマーケットニーズを調査するマーケティングを行い、消費者に選ばれるような商品やサービスを提供していく必要があるのです。
マーケティングの歴史
ここでは、「マーケティングの神様」や「近代マーケティングの父」とも言われている経営学者のフィリップ・コトラーのマーケティング理論をもとに、マーケティングの歴史について解説していきます。
1900年代〜:製品中心
1900年代から1960年代にかけてのマーケティングは「製品中心のマーケティング」でした。
1800年代半ばから1900年にかけてイギリスで産業革命が起き、時代は大量生産・大量消費の時代に突入。製品はマス市場に向けたものであり、マーケティングの目的は「製品を安く生産し、多くの消費者に届けること」でした。
また、製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion)の4つからなる「4Pモデル」というフレームワークも生まれ、企業はこの4Pモデルを用いて、企業視点で戦略を立てていました。
1970年代〜:消費者志向
1970年代から1980年代にかけては「消費者志向のマーケティング」が行われました。
1970年代に発生したオイルショックにより物価が高騰し、消費者は製品を選んで購入するようになったため、作れば売れるという考え方は通用しなくなりました。そのため、マーケティングの目的は「消費者のニーズを汲み取ること」へと変わりました。
この時代には、市場細分化(Segmentation)、狙う市場の決定(Targeting)、自社の立ち位置の決定(Positioning)の3つの要素で分析する「STP分析」というフレームワークが生まれ、競合他社との差別化が重要視されるようになりました。
1990年代〜:価値主導
1990年代から2000年代にかけては「価値主導のマーケティング」が行われるようになりました。
この時代では、製品自体の価値だけでなく、どんな企業がその製品を生産・販売しているのかということも一つの価値として注目され、企業はより良い環境や社会づくりに力を入れるようになりました。
また、1990年代の始めにインターネットが登場し、消費者が簡単に情報を手に入れることができるようになり、それに合わせて企業もインターネットを使ったマーケティングを行うようになりました。
2010年代〜:自己実現
2010年代からは「自己実現のマーケティング」の時代になり、自己実現のような消費者の精神的な欲求を満たす製品が必要とされるようになりました。
コトラー氏は新たなフレームワークとして、認知(Aware)、訴求(Appeal)、調査(Ask)、行動(Act)、推奨(Adivocate)の5つからなる「5A理論」を提唱しており、消費者が製品を認知し購入するだけでなく、他者に奨励してもらうことが重要視されています。
また、この時代の特徴としてはオンラインとオフラインの一体化が挙げられ、デジタル化が進む世界において、WebやSNSだけでなく、チラシやDM、デジタルサイネージなどオフラインの施策も行い、競合他社と差別化を図る必要があります。
これからの集客を成功させるならデジタルサイネージ
これからの時代に企業や店舗が生き残っていくためには、集客方法の一つとしてデジタルサイネージを導入するなど、オンラインだけでなく、オフラインでも顧客にアプローチしていく必要があります。
デジタルサイネージとは、ディスプレイやプロジェクターなどの電子機器を用いて情報を発信する「サイネージ(看板・標識)」のことを指し、従来の看板やポスターにはない、以下のようなメリットがあります。
- 視認性が高い
- 手間やコストを削減できる
- 最新の情報を届けやすい
また、デジタルサイネージでは、映像と音声を使ったインパクトのある表現ができたり、アートや音楽などによる空間演出にも活用できることから、個性をアピールしながら他社や他店と差別化を図ることができます。
デジタルサイネージの概要については以下の記事を参考にしてください。
デジタルサイネージを導入するならパッチサイン!
「オフラインの集客方法を取り入れたいけど、手間もコストもかかりそう」
「デジタルサイネージはコスト面で導入ハードルが高い」
そんなお悩みをお持ちの方には、お店と地域と人を繋ぐ新しいサイネージシステム「パッチサイン」のご利用がおすすめです。
費用が低価で気軽に使い始められる
パッチサインは、コストをかけずにお気軽に導入することができます。
さらに使いやすさと高機能が備わった、オリジナルモデルのディスプレイを無料で使用いただけます。ディスプレイは解説動画を見ながらかんたんに設置できるので、初めてデジタルサイネージを導入される方でも安心です。
サクッと3ステップで導入可能
パッチサインの導入フローはサクッと3ステップで完了!事前にWi-Fiを準備していただければ導入することが可能です。
また使い方のレクチャー動画や24時間いつでも相談窓口など、運用が初めての方でも安心のサポート体制が整っているため、安心してご利用いただけます。
簡単にコンテンツを制作できる
パッチサインは、簡単に使用可能なテンプレートで、スマホやPCなどから管理者自身がコンテンツを手軽に作ることができます。
フォントの種類やカラー、アニメーションの設定など、誰でも手軽に操作できるので、これまでコンテンツの制作経験がない方でも簡単に制作可能。コンテンツのアップロードや配信スケジュールもスマホで設定できるのに加え、ほかの媒体で発信したコンテンツも活用できるため、効率的な運用ができます。
まとめ
集客とマーケティングの違いは、集客が商品・サービスの情報発信を行って顧客を集めることを指すのに対し、マーケティングとは商品・サービスを売れるようにするための仕組みを作ることを指します。
今後企業や店舗が生き残っていくためには、オンラインの施策だけではなく、オフラインでも顧客にアプローチしていく必要があり、オフラインでの集客方法ならデジタルサイネージがおすすめです。
パッチサインならコストや手間をかけずにデジタルサイネージを導入・運用することができます。初心者の方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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